昆虫大学2018
昆虫大学2018は、2157名(再入場者含まず)に入学いただき終了しました。ご入学ありがとうございました。次は2020年にお会いしましょう!
昆虫大学は、昆虫その他の「蟲」のもつ多様な魅力をプロから学ぶ隔年開催のクリエーターイベントです。作家・芸術家・研究者・昆虫を生業とする人々を講師としてお招きし、虫と虫好きの異様な熱気に満ちた世界をチラ見せすることを目的とします。
2012年にアートフェス「TRANS ARTS TOKYO」にとつぜん出展、以後は決まった学舎を持たず、さすらいの昆活(昆虫活動)をつづけています。
開講概要
東京文具共和会館@浅草橋にて、2018/10/6(土)・7(日)の2日間開催されます。
昼の部は予約不要・当日受付です。お気軽にご入学ください!
2018/10/6[土曜日]
10:30-17:00 物販および展示
当日、受付にて学費をお支払いください
18:00-20:30 昆虫夜学(事前予約制)
講演・ライトニングトーク
※夜学は完売しました
2018/10/7[日曜日]
10:00-18:00 物販および展示
当日、受付にて学費をお支払いください
入学金
■昼の部:1,000円(2日間再入場可)
★高校生以下は入場無料です
■昆虫夜学:3,000円(1ドリンク込)要予約
※夜学の入学証で、昼の部にも入場可能です。
夜学への入学は、Peatixで別途申込を受け付けます
夜学は完売しました。ありがとうございました
Access
東京文具共和会館
http://www.kyouwa-kaikan.co.jp/04access.html
〒111-8611東京都台東区柳橋1-2-10
・JR総武線「浅草橋駅 東口」 より徒歩3分
・地下鉄 都営浅草線「浅草橋駅 A1出口」 より徒歩3分
キャンパスマップ
ブース配置は予告なく変更になることがあります
講師陣【昼の部】展示・物販
(随時追加・変更あり
★一日・一部時間帯のみ参加ブースがありますのでご注意ください★)
URBAN SAFARI
厳しい世界を生き抜く力強さと知慮をあわせ持つ
動物たちのアクセサリーブランド。
虫をモチーフにしたフェルト作品やブローチを販売。
HP: URBAN SAFARI
Twitter: @
AntRoom
アリの通販専門店。 アリを飼育するために、アリが快適に暮らせるような飼育方法や飼育容器の開発を努力しています。
HP: AntRoom
Twitter: @
★6日14時頃~開店★
いきもにあ
いきものテーマの作品をつくるアーティスト、生物研究者など、あらゆる “いきもの” 好きが集まるクリエーターイベント「いきもにあ」オリジナルグッズを販売
HP: equimonia
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うみねこ博物堂
神奈川県相模原市の博物系雑貨店。昆虫・鉱物・種子標本、自然科学関連書籍、和洋の古いもの販売。
別レーベル「ひよこまめ雑貨店」では昆虫大学歴代校章も製作。
HP: うみねこ博物堂
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オイカワマル
(くろむし屋)
湿地帯生物愛好家。今回事情により時間限定となりますが、著書の販売及び相談役を務めている北九州・魚部の書籍・グッズの販売などを行います(ご希望があればイラスト入りサインも)
Twitter:@
Blog: 湿地帯中毒
黄鈴虫具店
鳴く虫を愛でる文化は日本や中国で古くから続いていますが、中国では虫道とも言える文化に発展しています。
本場の虫具を購入できるお店です。
HP: 黄鈴虫具店
Twitter: @
★10/7のみ出展★
昆大公式ブース
昆虫大学の歴代校章入りオリジナルグッズ・学長メレ山の著書『ときめき昆虫学』などを販売。今年は初の同人誌「昆虫大学シラバス」を発刊します!
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昆虫料理研究会
代表・内山昭一氏率いる昆虫食普及啓蒙団体。味や食感、栄養をはじめ、あらゆる角度から食材としての昆虫の可能性を追究。会場で昆虫食の調理・販売を行います。
HP: 昆虫食彩館
Twitter: @
樹液酒場
虫と酒をこよなく愛する店主が、選りすぐりの日本酒とワインをご用意しました。虫にちなんだお酒をいただく「虫とお酒のマリアージュ」を皆さまにご提案いたします。
Twitter: @
203gow
風変わりな編み作品「へんなあみもの」を作り続けている。世の中全て編み物に見える。カラフルな色合いで小物から8mの大型立体物を編み制作。街中を編み物で埋め尽くす編み集団「編み奇襲団」主宰。
HP: 203gow
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日本野虫の会
なぜ野鳥の会があって野虫の会がないんじゃー!という魂の叫びと共に、フィールドや日常の中で使えるMADかつPOPな虫グッズを開発しています。
HP: 日本野虫の会 WEB SHOP
Twitter: @
はくラボ[大阪自然史センター]
2017年4月より再び大阪市立自然史博物館ミュージアムショップの受託運営者に。自然とのつながりを広げ、深める窓口として、グッズ開発、書籍の出版、通信販売、学会やイベント出店などに取り組んでいます。
HP: 大阪自然史センター
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ヒアリ警察
「そのアリ、本当にヒアリですか?」たずらに加熱するヒアリ報道に警鐘を鳴らすため、ツイッターに舞い降りた正体不明のアカウント。当日はヒアリマスクを身に着けて登場予定。
Twitter:@
HODAKAHORA
アフリカでの研究職を終え、生き物モチーフのアクセサリー作家に転身。昆大では虫をモチーフにしたピアスやイヤーカフ、帯留めなどを販売します。
Twitter: @
マメコ商会
昆虫テキスタイル界に革命を起こすべく、カタゾウムシ・ツノゼミ・ビワハゴロモなど、美麗な虫や奇虫をテーマにした服やバッグをタイにて製作・販売。大人っぽい柄とデザインにファン拡大中。
Twitter: @
丸山宗利
(九州大学総合
研究博物館)
昆虫分類学者。ベストセラー『昆虫はすごい』など、一般にも昆虫の魅力を分かりやすく伝える書籍を多数執筆。今回は昆虫標本の展示と書籍販売を行います。
HP: 丸山宗利研究室
Twitter: @
政所名積
(展翅屋工房)
昆虫標本作成業「展翅(てんし)屋工房」代表。博物館などに展示・収蔵する昆虫標本、個人の収蔵標本の作成を行う。当日は昆虫標本と生体を販売します。
Twitter:@
みのむし商店
イラストレーター。カメや虫の愛らしいイラストグッズは、全国の動物園や博物館ショップで人気。Tシャツ・手ぬぐいなどの虫グッズを販売。
HP: みのむし商店
Twitter: @
★10/7のみ出展★
特別授業(ワークショップ)
ワークショップスペースで行うイベントのご案内です。
予約不要ですが、混雑時は譲りあっていただくようお願いいたします。
①オイカワマル・ハエトリひろば・秋山あゆ子 著書サイン会
10/6(土)7(日)開場~12:00 ※ハエトリひろばさん・秋山あゆ子さんは6日のみ
生きものに関する楽しい著書で知られる、オイカワマルさん@oikawamaru・ハエトリひろばさん@haetorihiroba・秋山あゆ子さん@aa6464による著書サイン会を開催します。
オイカワマルさんからは、
・ヒメドロムシ・サミット@北九州市立いのちのたび博物館のために制作したセマルヒメドロムシ・エコバッグ(北九州・魚部オリジナル)
・ヒメドロムシ・クリアファイル
その他、相談役を務める自然サークル「魚部」の本も販売。イラストも描いていただけます。
ハエトリひろばさんの『ハエトリグモハンドブック』も快進撃を続け、先日3刷を達成!日本産ハエトリグモほぼ全種、美麗な写真におさめた一冊です。
漫画家・絵本作家の秋山あゆ子さんには、なんと著書サインだけでなくミニイラストも提供いただきます(先着10名程度を予定)
『湿地帯中毒』『日本のドジョウ』『世にも美しい瞳 ハエトリグモ』『くものすおやぶんとりものちょう』『こんちゅう稼業』『虫けら様』など、綺羅星のような著書群にサインをいただくチャンスです!
※当日、会場でも書籍を販売しますが、お持ちいただいた著書にもサイン可能です。
②ダンゴムシの体重測定
10/6(土)7(日)13:00~15:00
昆虫の体重測定』(福音館書店)著者の吉谷昭憲さんをお迎えして、ダンゴムシの体重測定を行います。
日頃意識することのない、虫の体重。『昆虫の体重測定』では様々な虫の体重測定を行いますが、ほとんどの虫は軽すぎて、一般家庭のキッチンスケールでは量ることができません。今回のワークショップでは、(昆虫ではありませんが)ダンゴムシの体重測定を行います。
吉谷さんの指導のもと、来場者の皆さんにお持ちいただいたダンゴムシを、千分の一グラムまで量れる「電子天びん」で量ってみましょう。
また、当日は吉谷さんにさまざまな虫をお持ちいただく予定です(画像右は、砂浜に暮らすハマダンゴムシです)それぞれの虫に合った正しい測定方法を学びながら、そこから見えてくる発見を吉谷さんとともに楽しみましょう!
【注意事項】
・持参されるダンゴムシは、おひとり3匹までとさせていただきます。
・ワラジムシは測定できません。
・ダンゴムシが逃げないよう、ふたのある容れ物に入れてお持ちください。
(落ち葉などと一緒に入れておくと、持ち歩いてもダンゴムシが弱るのを防ぐことができます)
・測定後のダンゴムシを会場付近で放すことはおやめください。
連れてきた場所に戻してあげましょう。
③「推し昆うちわ」ワークショップ
10/6のみ・15:30~17:00
とくに昆虫夜学でうちわを振りたい!でもオタ活したことないし…という方向け。講師にイラストレーターの熊野友紀子さん @kumagoya をお迎えし、いっしょにオタ昆うちわ作りに挑戦しよう!参加費は1000円前後となる見通しです(近日お知らせします)
うちわに入れる定型文字も、数パターン用意してお待ちしております。「途中まで自宅でデコってきたうちわを、さらに狂気めいた感じにデコりたい」という方も歓迎です。
※時間が限られているため、幅300mm・高さ281mmのうちわの片面のみをデコる形を予定しています。
デコうちわで夜学登壇者を応援しよう!!
物販・展示ギャラリー
出展者による商品などの画像です。随時追加・更新されます(クリックで拡大)
最新の情報はTwitterハッシュタグ#昆虫大学2018をチェック!
教授陣一覧【昆虫夜学】
基調講演
昆虫の交尾は、味わい深い…。
上村佳孝(かみむらよしたか):慶應義塾大学准教授
交尾器の形から昆虫の分類と進化を追う「昆虫交尾博士」こと上村先生。2017年には上村さんの参加する研究グループが雌雄の交尾器の構造が逆転した昆虫「トリカヘチャタテ」を発見したことにより、イグノーベル賞を受賞されています。今回の昆虫大学校章モチーフは、上村先生の研究対象でもあるオオハサミムシと、シジミチョウのラブ・アフェア。味わい深い昆虫の「交尾」について、たっぷり語っていただく予定です。
ライトニングトーク
ヒアリ警察24時~「ヒアリだと思ったそのアリ、本当にヒアリですか?」Twitterを利用したヒアリ他アリ類の情報共有及び同定について~
ヒアリ警察(ひありけいさつ):覆面ツイッタラー
「ヒアリだと思ったそのアリ、本当にヒアリですか?」いたずらに加熱するヒアリ報道に警鐘を鳴らすため、ツイッターに舞い降りた正体不明のアカウント。そのベールが今夜剥がされる(かもしれません)。
Twitter:@_Solenopsis
ライトニングトーク
非虫屋、虫漫画を描く(仮)
仲川麻子(なかがわあさこ):漫画家
虫好きの派遣社員の漫画『ハケンの麻生さん』は、虫クラスタの中でも大きな話題に。現在も女子高生が様々な生物を飼育する漫画『飼育少女』を連載されている仲川さんに、生きものと生きもの好きのお話を描く際の視点について伺います。
ライトニングトーク
カマの話(隠語)
中峰空(なかみねひろし):大阪府営箕面公園昆虫館・館長
ユニークな展示で知られる箕面公園昆虫館・館長の中峰さん。カマキリの研究をしていたはずが何故かカマキリっぽい昆虫の研究をすることになった顛末をお話ししていただく予定です。
(※7月末に投稿した論文の状況によりお話しする内容が大きく変わります。間に合うかアクセプト&パブリッシュ!?)
著作:日本産直翅類標準図鑑(カマキリ目解説)
Twitter:@kobuyahazu
ライトニングトーク
手すりの虫観察はいいぞ
日本野虫の会(とよさきかんじ):
日本野虫の会(やちゅうのかい)という屋号で虫グッズ制作などの活動を行うとよさきさん。前回(2016年)の昆虫大学では、元ヤン経験を生かして制作した特攻服が話題沸騰、昆大の偏差値を下げるのに貢献しました。今後の活動について語っていただきます!
Twitter:@panchichi3
ライトニングトーク
わたしとナメクジとナメクジ捜査網
宇高寛子(うだかひろこ):京都大学助教
無脊椎動物(主にナメクジや昆虫)の季節適応機構を、個体レベルから分子レベルで研究されている宇高さん。
移入種マダラコウラナメクジの分布調査を市民の力で行うシステムを作るため、クラウドファンディングに挑戦され、見事目標金額を達成されました。研究対象であるナメクジとナメクジ捜査網についてお話しいただきます。
HP
Twitter:@Lmaximus7
ライトニングトーク
昆虫大学のこれまでとこれから
メレ山メレ子(めれやまめれこ):昆虫大学学長
会社員生活のかたわら、隔年で昆虫大学の開催を続け、2018年で4回目となります。2017年7月からは中国で働きながら昆大を開催することに。上海昆虫事情と昆虫大学の今後についてお話できればと思います。
Twitter:@merec0
「昆虫夜学」チケット購入
昆虫夜学は前売りチケット制となっております。
予約受付日はTwitterアカウント@konchuunivでお知らせいたします。
昆虫大学校歌
School song of Konchu University
(1番)
幼き頃は 虫まみれ
大人の今も 虫まみれ
訝る視線 背(せな)に受け
今日も進むは 虫の道
学舎(まなびや)持たぬ 流浪の学徒
ああ 我ら 昆虫大学
(2番)
灯りにたかる 蛾の如く
集う我らの 多様性
芸術家から 博士まで
誇りも高き 少数派
茨の道も 虫あればこそ
ああ 我ら 昆虫大学
(3番)
好奇心こそ 生きる糧
思考はいつも 斜め上
虫への愛を 突き詰めて
この人生に 悔いはなし
イナゴはおやつ 蚕はペット
ああ 我ら 昆虫大学
企画:昆虫大学 / 学長:メレ山メレ子(@merec0)
作詞:いそはえとり(うみねこ博物堂)(@umikneko22)
作曲:森翔太(@morisatoh)
編曲・録音:とくさしけんご(@tokusashi_kengo )
歌:森翔太
コーラス:とくさしファミリー・もぐお・silonica
前回(2016)の様子
前回の昆虫大学2016 in 横浜の動画レポートです。
Link
当日の情報・ブース紹介などはこちらをチェック!
ハッシュタグ #昆虫大学 #昆虫大学ついでにここ行っとけ も参考にしてください。
企画・運営
学長:メレ山メレ子
会社づとめのかたわら、たまに文筆活動と昆虫活動を行う勤労女性。
著書『ときめき昆虫学』(イースト・プレス)『メメントモリ・ジャーニー』(亜紀書房)など
Twitter:@merec0
ご連絡はmereyamamereco@gmail.comまでお願いいたします。
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